鶴弥、前期経常を11%下方修正、配当も2円減額
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鶴弥 <5386> [東証S] が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億1000万円→4億5500万円(前の期は1億9900万円)に10.8%下方修正し、増益率が2.6倍→2.3倍に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億5500万円→1億円(前年同期は5000万円)に35.5%減額し、増益率が3.1倍→2.0倍に縮小する計算になる。 業績悪化に伴い、前期の年間配当を従来計画の14円→12円(前の期は5円)に減額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高につきましては、2025年3月度の販売状況が想定を下回ったことから、前回発表を下回る見込みです。また、売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益、当期純利益は前回発表より縮小する見込みです。なお、上記特別損失244百万円を当期純利益に見込んでおります。 当社の配当政策の基本的な考え方は、粘土瓦業界の中で最新の生産技術を保持し、高い生産力と競争力を継続的に保ちながら成長を続けていくために、生産設備の改善や更新等を慎重かつ大胆に実施していく必要性を認識すると共に、将来に向けた安定的な収益基盤づくりのための内部留保を考慮しつつ、業績に応じた適正で安定的な配当を継続的に行うことであります。上記配当方針のもと、業績予想の修正等を勘案した結果、上記の通り2025年3月期末の配当予想を修正させていただきます。