大光銀、前期経常を一転18%増益に上方修正、配当も5円増額
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大光銀行 <8537> [東証S] が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の32.8億円→38.9億円(前の期は32.8億円)に18.6%上方修正し、一転して18.4%増益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億円→12.1億円(前年同期は12.2億円)に2.0倍増額し、減益率が51.0%減→1.4%減に縮小する計算になる。 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の60円→65円(前の期は50円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 銀行単体において、積極的な営業推進や市場金利の上昇などにより、貸出金利息や有価証券利息配当金が当初予想を上回る見込みであることや、法人向け役務手数料や預り資産関連手数料を中心に役務取引等利益が当初予想を上回る見込みであることなどから、連結・個別の業績予想について、前回発表予想を上方修正するものであります。 当行は、銀行の公共的使命を念頭に置き経営基盤強化に向けた内部留保の充実を考慮しつつ、株主の皆様に対する配当を基本とした利益還元を通して資本効率の向上を図ることを基本方針としており、1株につき50円の年間配当を下限とし、親会社株主に帰属する当期純利益の水準に応じて弾力的に株主への利益還元に努めることとしております。 上記基本方針のもと、今回上方修正しました通期業績予想や今後の財政状況等を総合的に勘案し、また、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、2025年3月期の期末配当予想を1株当たり30円から5円増配し、35円に修正いたします。 これにより、当期の1株当たり年間配当金は、中間配当30円と合わせ65円になる予定です。※本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実 際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。