信越化は4連騰、上限10.2%の自社株買いを評価
信越化は4連騰、上限10.2%の自社株買いを評価
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信越化学工業<4063.T>は4連騰。前週末25日取引終了後、取得上限2億株(自己株式を除く発行済み株数の10.2%)、または5000億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は5月21日~来年4月24日。株主還元姿勢を評価した買いが入っている。 同時に発表した25年3月期連結決算は売上高が前の期比6.1%増の2兆5612億円、営業利益が同5.9%増の7421億500万円だった。半導体材料を手掛ける電子材料事業が全体を牽引。塩化ビニルを手掛ける生活環境基盤材料事業は増収減益だった。配当は前の期比6円増の106円とした。 なお、続く26年3月期の業績予想は非開示とし、第1四半期の見通しのみ開示した。売上高は前年同期比2.0%増の6100億円、営業利益は同13.1%減の1660億円とした。 出所:MINKABU PRESS