日鋳造が切り返し急、今期最終利益倍増見通しと回復色鮮明で超低PBRにも着目
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日本鋳造<5609.T>が切り返し急。5日移動平均線を足場に戻り波動を維持し800円台に乗せてきた。JFE系の鋳造専業メーカーで幅広い種類の鋳造品を提供、特に低熱膨張合金では長きにわたり業界内でも際立った実績を誇っている。前週末25日取引終了後に発表した26年3月期の業績予想は、最終利益が前期比2.2倍の5億2000万円と急回復見通しにあり、これが株価を強く刺激している。年間配当は前期と並びの30円を計画するが、前週末終値をベースに配当利回りに換算して3.8%前後と高い。また、PBRが0.3倍台と非常に低いことで水準訂正期待が改めて膨らんでいる。 出所:MINKABU PRESS