米外為市場サマリー:投資家心理が改善するなか一時144円00銭台に上伸

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為替

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円67銭前後と前日と比べて1円05銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円30銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安だった。

 米国時間24日(日本時間25日)に行われた日米財務相会談で為替目標が議論されなかったほか、一部で「中国政府は米国に対する125%の報復関税を巡り、米国からの一部輸入品を対象から除外することを検討している」と報じられたことで、リスク選好的なドル買い・円売りが先行した。加えて、この日にトランプ米大統領が日本との関税交渉について「合意にとても近づいている」と述べたことや、米ミシガン大学が発表した4月の消費者信頼感指数(確報値)が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、ドル円相場は一時144円03銭まで上伸した。ただ、その後は週末を控えたポジション調整の動きなどから上値がやや重くなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1365ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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