TORICO、前期最終を赤字拡大に下方修正
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TORICO <7138> [東証G] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想の2.8億円の赤字→4.3億円の赤字(前の期は2.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.5億円の赤字→2.9億円の赤字(前年同期は1.2億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 1.特別損失の計上について2025年3月期第4四半期連結会計期間において、当社グループが保有する固定資産(店舗設備・ソフトウェア等)について「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損処理を行い、145百万円を減損損失として特別損失に計上することといたしました。なお、すでに計上しております2025年3月期第3四半期連結累計期間の減損損失を含めた2025年3月期連結累計期間における減損損失の合計は165百万円であります。(2)修正の理由売上高、営業利益および経常利益は、概ね前回予想のとおりとなる見通しであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、「1. 特別損失の計上について」に記載の特別損失(固定資産の減損損失)の計上等により、前回予想を下回る見通しであります。3.子会社株式評価損の計上(個別決算)について当社が保有する連結子会社であるTORICO Singapore Pte. Ltd.の株式について「金融商品に関する会計基準」に基づき評価をした結果、株式の実質価格が著しく低下したため、2025年3月期事業年度において減損処理を行い、子会社株式評価損として62百万円を特別損失に計上することといたしました。なお、当該子会社株式評価損は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はありません。