日本郵政、前期経常を7%上方修正
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日本郵政 <6178> [東証P] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の7600億円→8100億円(前の期は6683億円)に6.6%上方修正し、増益率が13.7%増→21.2%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2966億円→3466億円(前年同期は3330億円)に16.9%増額し、一転して4.1%増益計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社の連結子会社である株式会社ゆうちょ銀行及び株式会社かんぽ生命保険において、運用環境の好転による資産運用収益の増加等を受けて2024 年11 月14 日に業績予想の上方修正を行う一方、当社の通期連結業績予想については、当社の連結子会社である日本郵便株式会社における郵便料金改定の今後の損益に与える影響が不透明であること等を統合的に考慮して据え置いておりました。今般、日本郵便株式会社の損益が想定の範囲内であることが明らかになり、親会社株主に帰属する当期純利益等が前回予想を大幅に上回る見込みとなったことから、当社の通期連結業績予想を上表のとおり上方修正いたします。なお、配当予想の修正は行いません。