ダイダン、前期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額
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ダイダン <1980> [東証P] が4月25日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の223億円→234億円(前の期は119億円)に4.9%上方修正し、増益率が87.1%増→96.3%増に拡大し、従来の31期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の153億円→164億円(前年同期は83.2億円)に7.2%増額し、増益率が83.8%増→97.1%増に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の150円→161円に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 連結業績予想の修正理由につきましては、次のとおりであります。受注工事高は、引き続き好調に推移している国内の受注状況を受け、直近の公表の265,000百万円から16,000百万円増の281,000百万円となる見通しです。売上高は、手持ち工事の進捗が直近の想定より上回る見込みであることなどにより、前回公表の255,000百万円から7,000百万円増の262,000百万円となる見通しです。営業利益は、売上高の増加を受け、直近の公表の22,000百万円から1,000百万円増の23,000百万円となる見通しです。経常利益は、営業利益の増加を受け、直近の公表の22,300百万円から1,100百万円増の23,400百万円となる見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加および賃上げ促進税制の適用による税額控除などにより、直近の公表の16,000百万円から1,200百万円増の17,200百万円となる見通しです。個別業績予想の修正理由につきましては、連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。 当社は、健全な財務体質の構築に努めると共に、経営上の最重要施策である株主への利益還元を進めております。また、2024年5月9日発表の「Stage2030中期経営計画 Phase2《磨くステージ》」の通り、さらなる利益還元及びより安定的な配当政策を進めるため、2025年3月期より「配当性向40%以上かつ純資産配当率(DOE)4%を下限とすること」を新たな配当方針としております。この方針に基づき、上記業績予想の通り、2025年3月期の業績見通しが直近の配当予想公表時における予想値を上回ること等を勘案し、期末配当金を前回発表の普通株式1株につき普通配当98円から11円引き上げ109円とし、この結果、年間配当金は150円から161円となります。なお、期末配当金は、2025年6月開催予定の第96回定時株主総会の決議を経て正式に決定する予定です。(注)上記の予想の修正につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、業績予想数値と異なる場合があります。