<動意株・25日>(前引け)=メガチップス、売れるG、松井建
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メガチップス<6875.T>=三空形成で底値圏からの離脱鮮明。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも示現しており、目先リバウンド狙いの買いを誘導している。特定用途向け半導体(システムLSI)のファブレスメーカーで、任天堂<7974.T>向けLSIが売上高の約7割を占めており、「ニンテンドースイッチ2」関連銘柄の最右翼に位置付けられる。スイッチ2に対する消費者ニーズは旺盛で、転売対策に厳しい条件を設けたのにもかかわらず抽選販売では、会社側の見込みを大きく上回る220万人が殺到したことが報じられており、任天堂と取引関係のある企業にも恩恵が及ぶとの見方が強まっており、同社株はその流れに乗った形だ。 売れるネット広告社グループ<9235.T>=切り返し急でストップ高。年初来高値を更新した。24日の取引終了後、子会社である売れる越境EC社が、中国・バイトダンス社の最新ECモデル「TikTok Shop」運営代行サービスを6月に開始すると発表しており材料視されている。「TikTok Shop」は、視聴・検討・購入をすべてアプリ内で完結できる機能。6月に「国内TikTok Shop」が本格始動するのに伴い、運営代行サービスを提供する。なお、同件が業績に与える影響は現時点では軽微とみている。 松井建設<1810.T>=大幅高で年初来高値を更新。約1カ月半ぶりに新値街道に突入した。建設業界の老舗で、特に民間建築分野で高い実績を有するが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。建設工事の順調な進捗に加え、手持ち工事の採算改善が利益押し上げ効果をもたらしている。24日取引終了後に25年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の21億円から34億円(前の期比12.9倍)に大幅増額しており、これがポジティブサプライズとなった。PBRが依然として0.5倍台で配当利回りも3%強と高く、指標面から一段の上値余地が意識されている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS