木曽路、前期最終を2.6倍上方修正・6期ぶり最高益、配当も21円増額

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決算

 木曽路 <8160> [東証P] が4月25日午前(11:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の12億円→31.6億円(前の期は4.3億円)に2.6倍上方修正し、増益率が2.8倍→7.2倍に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の20.8億円→40.4億円(前年同期は8.4億円)に94.0%増額し、増益率が2.5倍→4.8倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の24円→45円(前の期は18円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高については、上期、前年同期比 横ばいに対し、新商品の投入、効果的な販促の実施等により下期は前年同期比0.9%増加となり、前回予想を上回る見込みとなりました。 また、下期以降、組織変更等により体制を整え、勤務シフトの見直しによる生産性向上、また高騰する光熱費に対して使用量の節減、消耗品等の経費の見直しによる節減を徹底した結果、営業利益及び経常利益につきましては、業績予想を上回る見込みとなりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、本日公表の「特別損失(減損損失)及び法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ」の通り、特別損失として減損損失を 220 百万円計上したものの、法人税等調整額(益)1,310 百万円計上したことにより、前回業績予想を大幅に上回る見込みとなりました。

 当社の利益配分については、将来事業展開に備え内部留保の充実に努める一方、各期の収益状況や配当性向などを勘案するとともに株主各位への安定した配当を維持することを基本方針としています。 2025 年3月期の通期連結業績予想は、上記「1. 業績予想の修正について」の通り、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を大幅に上回る見通しとなることから、株主皆様の日頃からのご支援に感謝し、2025 年3月期の期末配当を21円増額、1株当たり33円(うち、普通配当 18 円、特別配当 15 円)とさせていただく予定であります。 これにより、年間配当金は中間配当金12円を含めて45円(うち、普通配当 30 円、特別配当 15円)となる見込みであります。なお、本件は6月に開催予定の第76回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定であります。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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