反発、ドルの先安観が支援要因に=NY原油概況
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NY原油先物6月限(WTI)(終値) 1バレル=62.79(+0.52 +0.84%) ニューヨーク原油の期近は反発。ドル安傾向が続いていることが相場を支えた。米国の債務を無尽蔵に拡大させたバイデン米政権に続き、トランプ米大統領は関税政策によって世界経済を混乱させており、ドル離れ・米国離れの動きが鮮明となりつつある。トランプ米政権の発足後、ドルインデックスは下落傾向。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスが5月に続き6月も増産幅を拡大させる可能性があると伝わっていることは上値を抑えた。 時間外取引で6月限は63.31ドルまで強含んだが、通常取引開始後は失速し、一時61.99ドルまで軟化。ただ、マイナス圏では下げ渋り、プラス圏に浮上して引けた。 MINKABU PRESS