日本空港ビル、前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ
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日本空港ビルデング <9706> [東証P] が4月24日大引け後(16:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の319億円→357億円(前の期は272億円)に11.9%上方修正し、増益率が17.2%増→31.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の115億円→153億円(前年同期は147億円)に32.8%増額し、一転して4.2%増益計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期の連結会計年度におきましては、好調な訪日外国人旅客数に加え、日本人のアウトバウンドや国内線旅客数の着実な回復により航空需要が増加しました。羽田空港の旅客数は年度を通して堅調に推移し、連結業績では、商品売上高や施設利用料収入が予想を上回ったことに加え、修繕費などの費用が予想を下回りました。また、一部の子会社で繰延税金資産を積み増したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想数値を3割以上、上回る見込みとなりました。なお、2025年3月期決算発表につきましては、2025年5月9日を予定しております。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。