石油資源、前期経常を4%下方修正、配当は5円増額
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石油資源開発 <1662> [東証P] が4月24日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の668億円→642億円(前の期は688億円)に3.9%下方修正し、減益率が2.9%減→6.7%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の409億円→384億円(前年同期は296億円)に6.3%減額し、増益率が38.1%増→29.4%増に縮小する計算になる。 同時に、前期の年間配当を従来計画の150円→155円(前の期は1→5の株式分割前で300円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 昨今の資機材価格や人件費の高騰に鑑み、国内油ガス田に係る将来の廃坑・廃山費用を見直し、資産除去債務を積み増すことなどにより、営業利益は、前回予想(本年2月12日)と比較して減益となる見通しです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、上記に加え、為替差損の計上を見込むことなどにより、減益となる見通しです。(参考)【原油CIF価格の想定】(米ドル/バレル)前回予想:2024年4月~12月平均(実績)84.57、2025年1月~3月(見込)75.00今回予想:2024年4月~2025年3月平均(実績)82.66【為替レートの想定】(日本円/米ドル)前回予想:2024年4月~12月平均(実績)152.06、2025年1月~3月(見込)145.00今回予想:2024年4月~2025年3月平均(実績)152.83(注)上記の予想数値は現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。 当社の配当方針は、連結配当性向30%を目安に各期の業績に応じた配当を行うことを基本方針としつつ、特別損益等の特殊要因により親会社株主に帰属する当期純利益が大きく変動する事業年度については、その影響を考慮し配当額を決定することとしております。本方針に基づき、本日開示の2025年3月期通期連結業績予想の修正にあわせ、期末配当予想を、1株当たり25円から5円増額し、30円に修正いたします。