円高メリット株に目先利益確定の動き、米財務長官の発言で◇
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ニトリホールディングス<9843.T>は3日続落。ベッセント米財務長官が23日にメディア取材で、日本に対して特定の通貨目標を求めないとの考えを述べたことが伝わった。相互関税を巡る日米交渉のなかで米国側がドル高是正の問題を持ち出すとの観測が強まり、為替市場では一時1ドル=140円割れまで円高が進んでいたが、ベッセント氏の発言を受けて足もとは円安方向に振れている。こうしたなか、これまで追い風が吹いていたニトリHDや神戸物産<3038.T>、セリア<2782.T>といった一連の円高メリット株には目先利益確定の動きが広がっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS