野村マイクロが急速人気化、最高益更新続くなか25年3月期年間配当を10円増額へ
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野村マイクロ・サイエンス<6254.T>が急速人気化、カイ気配スタートで2200円近辺のもみ合いを上放れる動きをみせている。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、米国の大型水処理装置案件の工事進捗が想定を上回るなど業績は引き続き好調で25年3月期は営業利益段階で前の期比34%増の143億円予想と大幅ピーク利益更新を見込んでいる。そうしたなか、23日取引終了後に前期年間配当を従来計画の70円から80円に引き上げることを発表した。同社は16年3月期の復配以降9期連続の増配と株主還元にも積極的だが、今回の配当上乗せによって、配当利回りは前日終値換算で3.65%となった。これを評価する形で買いを呼び込んでいる。 出所:MINKABU PRESS