安藤ハザマ、前期経常を29%上方修正
安藤ハザマ、前期経常を29%上方修正
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安藤・間 <1719> [東証P] が4月23日後場(15:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の265億円→341億円(前の期は185億円)に28.7%上方修正し、増益率が42.9%増→83.9%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の170億円→246億円(前年同期は129億円)に44.6%増額し、増益率が31.7%増→90.5%増に拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1) 個別業績予想売上高については、土木事業、建築事業ともに工事が概ね順調に進捗し、前回予想を若干上回る見込みです。利益面では、主に建築の完成工事において採算性がさらに向上し完成工事総利益が前回予想より大幅に増加することから、営業利益、経常利益および当期純利益とも前回予想を上回る見込みです。なお、完成工事総利益率は14.5%(土木15.0%、建築14.3%)となる見込みです。(2) 連結業績予想主に個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想を修正いたします。なお、期末配当予想につきましては、前回公表値の1株当たり40円から変更はございません。年間予想配当金は、中間配当金30円を含めて、1株当たり70円を予定しております。(3)その他2024年5月14日付「(開示事項の経過)施工中の工事に係る追加費用等の発生について」で公表いたしましたとおり、当社を代表者とする共同企業体が施工中の末尾記載工事のうち鋼製防護壁基礎工事(南基礎・北基礎)における事象(以下「本件」といいます。)に関し、2024年3月期末時点において本件が損益に与える影響として、補修費等で約62億円の追加費用等の発生を見込んでおります。現在も、発注者様を含む工事関係者各位とともに、本件に係る補修計画について検討を継続中であり、当社は施工者として、引き続き責任をもって適切に対応してまいります。また、今後、補修計画の確定等により、業績への影響が重要であると判明した場合には、適時適切に開示いたします。〔工事概要〕工 事 名:東海第二発電所 防潮堤(海水ポンプ室エリア区間)設置他工事発 注 者:日本原子力発電株式会社施 工 者:安藤ハザマ・五洋・若築共同企業体工事場所:茨城県那珂郡東海村【ご参考】2025年3月期通期(2024年4月1日~2025年3月31日)個別受注高予想数値 (単位:百万円)前回発表予想(A):401,500今回修正予想(B):427,614増 減 額(B-A):26,114増 減 率(%):6.5[ご参考]前期実績(2024年3月期):351,204(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。