株価指数先物【昼】 ショートカバーの動きが強まり3万5000円回復

投稿:

先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比570円高の3万4850円(+1.66%)前後で推移。寄り付きは3万5180円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万4845円)を大きく上回り、4月10日以来の3万5000円を回復して始まった。ショートカバーの動きが強まり、直後に3万5400円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消の動きも入るなかで3万4710円まで上げ幅を縮めたが、終盤にかけては3万4800円を挟んでの推移を継続。

 日経225先物はベッセント米財務長官の発言をきっかけとした米国市場の上昇に加え、トランプ米大統領は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と前言を撤回したことが伝わり、ギャップアップから始まった。ただし、節目の3万5000円回復でいったんは利食いが入りやすいほか、朝方に1ドル=143円台に乗せた円相場は141円後半と円安が一服したことで、上げ幅を縮めたようだ。利食い一巡から再び25日移動平均線が位置する3万5070円を捉えてくるかが注目されよう.。

 NT倍率は先物中心限月で13.50倍に低下。一時13.57倍まで上昇し25日線(13.54倍)を上回る場面もみられたが、その後は同線を下回っての推移を継続。25日線が抵抗線に変わるなかで、NTショートに振れやすくなった。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。