外為サマリー:一時143円20銭台まで上伸したあとは伸び悩む

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為替

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円09銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円80銭程度のドル高・円安となっている。

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円57銭前後と前日に比べ70銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米中貿易摩擦の緩和期待を背景に一時141円67銭まで上伸した。

 この日はトランプ米大統領が記者団に「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を解任する意向はない」と述べたことや、「中国への関税は145%にはならない」と話したことが伝えられている。トランプ氏の姿勢軟化を受けてドル買いが先行し、東京市場では午前7時30分すぎに143円21銭をつける場面があった。ただ、24日に開かれる見通しの日米財務相会談で円安是正が求められるとの警戒感が根強く、ドル円相場は徐々に上値が重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1397ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0110ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円95銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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