本日注目すべき【好決算】銘柄 マクアケ、東急建設、オービック (22日大引け後 発表分)
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4月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 マクアケ <4479> [東証G] ★今期経常を2.6倍上方修正 ◆25年9月期の経常損益(非連結)を従来予想の1億2000万円の黒字→3億1000万円の黒字(前期は6000万円の赤字)に2.6倍上方修正した。取扱高が堅調に推移したことに加え、実行者からの広告代行受注が増加し、売上高が計画を上回ることが寄与。人件費の減少やコストマネジメントの徹底で販管費が低減したことも織り込んだ。 イシン <143A> [東証G] ★前期経常を一転23%増益に上方修正・最高益更新へ ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の1億8400万円→2億3200万円に26.1%上方修正。従来の減益予想から一転して23.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。グローバルイノベーション事業の情報ポータル「BLITZ Portal」や大型の海外研修サービスに加え、メディアPR事業で3月に開催したイベントのスポンサー売り上げなどが想定を上回ったことが要因。 東急建設 <1720> [東証P] ★前期経常を39%上方修正 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→97億円に38.6%上方修正。減益率が28.1%減→0.4%減に縮小する見通しとなった。海外土木工事の採算改善や国内建築工事の追加変更工事獲得などによって完成工事総利益が増加したことが要因。外貨建て資産の減少に伴い、為替差損が低減したことも利益を押し上げた。 サーティワン <2268> [東証S] ★1-3月期(1Q)経常は36%増益で着地 ◆25年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比36.5%増の3.7億円に拡大して着地。小売売上高の伸長が牽引した。新作アイスクリームケーキを含むテイクアウトなどが好調だった。原材料価格の高騰が続いたものの、調達コストの抑制や原価低減の進展で売上総利益が増加したことも大幅増益につながった。 オービック <4684> [東証P] ★今期経常は8%増で14期連続最高益、実質増配へ ◆25年3月期の連結経常利益は前の期比10.6%増の897億円で着地。続く26年3月期も前期比8.4%増の973億円に伸び、14期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が堅調に推移した。クラウドソリューションを中心に運用支援・保守サービスも好調だった。今期はシステム投資需要の緩やかな増加が続く中、増収増益基調が継続する計画。 併せて、今期の年間配当は74円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は5.7%増配とする方針とした。 BTM <5247> [東証G] ★前期経常を31%上方修正 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の7000万円→9200万円に31.4%上方修正。減益率が53.3%減→38.7%減に縮小する見通しとなった。有限会社技研の子会社化に向けた株式譲渡契約の解除に伴い、アドバーザリー費用などの一部が不要となったことが要因。 株探ニュース