鉄建建設、前期経常を26%上方修正、配当も12円増額
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鉄建建設 <1815> [東証P] が4月22日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→30.2億円(前の期は22.7億円)に25.8%上方修正し、増益率が5.4%増→32.6%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.1億円→24.3億円(前年同期は15.2億円)に34.2%増額し、増益率が18.8%増→59.5%増に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の110円→122円(前の期は100円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (個別業績予想) 売上高は、手持工事の施工高が前回予想を上回ったこと等により、約15億円の増加を見込みます。 営業利益は、工事の採算改善や完成工事高増加に伴う完成工事利益の増加等により、前回予想を約5億円上回る見込みです。 また、営業利益増加の影響等により、経常利益は前回予想を約6億円上回り、当期純利益は前回予想を約4億円上回る見込みです。(連結業績予想) 主に個別(当社)の業績予想の修正に伴い、連結業績を修正するものです。 当社は、中期経営計画2028にも示したとおり、安定的な配当政策に向け、柔軟で戦略的なキャッシュ配分を行い、資本効率を意識し、企業価値の向上を目指すことを経営の基本方針としています。これを踏まえ、配当政策については、配当性向50%程度とし、中長期的な成長にあわせて増配していく累進配当を導入しています。 今回の通期業績予想の修正を踏まえ、2025年3月期の配当につきましては、前回予想の 110 円から12円増配し、1株当たり122円に修正いたします。 なお、本件は2025年6月開催予定の第84回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定です。