本日注目すべき【好決算】銘柄 坪田ラボ、アマノ、ティラド (21日大引け後 発表分)

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 4月21日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

【坪田ラボ <4890> [東証G]】 ★前期経常を88%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
 ◆25年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の1億6000万円の黒字→3億円の黒字(前の期は6億3600万円の赤字)に87.5%上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中国大手眼科用医薬品メーカーの関連会社であるBeijing Yijie Pharmaceutical Technologyとの正式なライセンス契約締結による影響に加え、海外製薬企業への非臨床試験データや一部臨床試験結果の提供が順調に推移していることを反映した。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 アマノ <6436> [東証P]  ★前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の220億円→246億円に11.8%上方修正。増益率が5.5%増→18.0%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。コロナ禍の収束や新紙幣発行対応の需要を背景に国内パーキングシステムが計画を上回ったことに加え、円安効果もあって欧州の情報システムや北米・アジアのパーキングシステムが好調に推移したことが要因。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の145円→175円(前の期は135円)に増額修正した。

 エスユーエス <6554> [東証G]  ★上期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆25年9月期上期(24年10月-25年3月)の連結経常利益を従来予想の5.7億円→8.5億円に47.3%上方修正。増益率が20.0%増→76.7%増に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。派遣業務における単価上昇や稼働率向上に加え、IT請負業務が受注体制の強化によって好調に推移したことを織り込んだ。

 ティラド <7236> [東証P]  ★前期経常を一転54%増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の45億円→82億円に82.2%上方修正。従来の減益予想から一転して53.6%増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。品質不具合に関連する発生見込み費用や減価償却費などが想定より減少したことが要因。米国子会社の収益性改善に加え、米国・欧州・アジア子会社における売上増加も上振れにつながった。

株探ニュース

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