反落、核開発協議の前進やFRB議長の更迭リスクで=NY原油概況
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NY原油先物6月限(WTI)(終値) 1バレル=62.41(-1.60 -2.50%) ニューヨーク原油の期近は反落。米国とイランの核開発協議が継続し、妥結に向かっていると期待されていることが重しとなった。トランプ米大統領は武力行使で威嚇しつつ、イランに核兵器を保有しないよう警告しているが、合意に至るなら新たな戦争は発生しない見通し。なお、イランと米国は今週23日に実務者協議、26日に高官協議を開催する。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の更迭を示唆したことは金融市場全体のリスク要因で、逃避的な動きが強まったことも原油相場を圧迫した。 時間外取引で6月限は下落し、通常取引開始にかけては61.76ドルまで一段安となった。ただ、その後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮小した。 MINKABU PRESS