外為サマリー:140円60銭台へ下落、7カ月ぶりのドル安・円高水準に

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為替

 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=140円64銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円18銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では141円60銭前後で推移していたが、その後はドル安・円高が進む展開。午前10時50分過ぎに141円台を割り込み、午前11時30分過ぎには140円61銭前後までドルは下落。昨年9月中旬以来、7カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議にあわせて、ベッセント米財務長官と加藤勝信財務相は、24日に会談する方向で調整されていると伝わっており、ドル安・円高に向けた圧力が強まることが警戒された。また、トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任を検討していると伝えられたことも、ドルの信認を低下させドル安要因となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1530ドル前後と同0.0160ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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