株価指数先物【昼】 半値戻し水準でのサポートを見極め
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日経225先物は11時30分時点、前日比490円安の3万4340円(-1.40%)前後で推移。寄り付きは3万4470円と、ナイトセッションの終値(3万4650円)を割り込む形で、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に3万4630円まで下げ幅を縮める場面もみられたが、市場参加者が限られるなかで円相場は1ドル=140円台と円高に振れたことが重荷となり、中盤にかけて3万4320円まで下げ幅を広げた。終盤にかけては3万4320円~3万4460円辺りでの推移を継続。 日経225先物は先週突破した3月26日の高値から4月7日の安値までの下落幅の半値戻し(3万4310円)水準に接近しており、同水準で下げ止まるかを見極めたいところであろう。グローベックスのNYダウ先物は250ドル、ナスダック100先物は90ポイントほど下落して推移している。祝日明けの米国市場の下落が警戒されるものの、半値戻し水準で底堅さがみられてくるようだと、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。 NT倍率は先物中心限月で13.57倍と横ばいで推移。13.55倍に低下する場面もみられたが、25日移動平均線(13.55倍)が支持線として意識されている。押し目では、その後のリバランスを想定したNTロングが入りやすいだろう。 株探ニュース