岩井コスモ、非開示だった前期経常は14%増で2期連続最高益、配当も4円増額
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岩井コスモホールディングス <8707> [東証P] が4月18日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった25年3月期の業績予想は連結経常利益が前の期比14.3%増の91.5億円を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しと発表した。 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の141円→145円(前の期は120円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 米国株式収益の増加を主因として営業収益は前期比7.1%増加しました。この結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前期を上回りました。なお、営業収益、営業利益、経常利益は過去最高、親会社株主に帰属する当期純利益は過去2番目に高い計上額となりました。また、経常損益は50四半期連続の黒字となっております。 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つと認識し、安定的な配当の継続を重視したうえで、業績に応じた利益の還元を基本方針としております。また、2023年3月期を起点とする第5次中期経営計画の期間中(2023年3月期~2025年3月期)は、安定的な配当の継続として、1株当たりの年間配当金40円を下限に設定するとともに、業績に応じた利益還元として、連結ベースの総還元性向を50%以上とすることとし、株主の皆様への利益還元の強化に努めております。本日公表した2025年3月期連結決算速報値において、3月21日開催の取締役会で見込んでいた利益水準を上回ったことから、当社の株主還元方針に従い、2025年3月期の期末配当を125円(前回予定から1株当たり4円増額)といたしました。この結果、既に実施済みの中間配当額を合わせた1株当たり年間配当予定額は145円となります。なお、当社は、定款の定めにもとづき、剰余金の配当については取締役会決議により決定いたします。本件の期末配当金額の正式決定は、2025年5月に開催される取締役会で行う予定です。