外為サマリー:一時142円19銭まで軟化したあとは下げ渋るも戻り限定的

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為替

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円38銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭程度のドル安・円高となっている。

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円43銭前後と前日に比べ55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日にトランプ米大統領が欧州連合(EU)との貿易合意成立に自信を示したほか、中国とのディール(取り引き)は実現すると思うと語り、過度な警戒感が和らいだことから一時142円70銭台に上伸した。

 ただ、トランプ氏が前日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の解任に言及したことがドルの重荷となっており、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開。日経平均株価が反落して始まるとリスク回避目的のドル売り・円買いが流入し、午前9時00分すぎに142円19銭をつける場面があった。その後は下げ渋っているものの、きょうは主要な海外市場がグッドフライデー(聖金曜日)で休場となることから模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1374ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円94銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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