17日の米株式市場の概況、NYダウ3日続落 ユナイテッドヘルス急落

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 17日の米株式市場では、NYダウが前日比527.16ドル安の3万9142.23ドルと3日続落した。25年1~3月期決算の発表にあわせて通期の1株利益予想を下方修正したユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急落し、株価指数を下押しした。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の更迭を検討していると報じられたことも、投資家の慎重姿勢を強める要因となった。

 ユナイテッドヘルスは20%を超す下げで取引を終了した。ロッキード・マーチン<LMT>やアルコア<AA>が値を下げ、ヒューマナ<HUM>やマーシュ&マクレナン<MMC>が下値を模索した。一方、ナイキ<NKE>やボーイング<BA>が買われ、ウォルマート<WMT>やホーム・デポ<HD>が堅調推移。エクソンモービル<XOM>やハリバートン<HAL>が株価水準を切り上げ、DRホートン<DHI>が堅調に推移。イーライ・リリー<LLY>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は20.712ポイント安の1万6286.448と小幅に3日続落した。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>が売られ、インテル<INTC>やブロードコム<AVGO>、アムジェン<AMGN>が冴えない展開だった。半面、アップル<AAPL>が値を上げ、アップラビン<APP>やマイクロストラテジー<MSTR>がしっかり。コストコ・ホールセール<COST>とトレード・デスク<TTD>が上伸し、ハーツ・グローバル・ホールディングス<HTZ>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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