外為サマリー:一時142円80銭台へ上昇、初回の日米交渉を経て円高修正探る

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為替

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円74銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円00銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前8時30分頃には141円80銭前後で推移していたが、午前10時30分過ぎには142円86銭まで上昇した。注目を集めた日米関税交渉の初会合が日本時間の早朝に行われたが、赤沢亮正経済財政・再生相は「為替は議題にならなかった」と述べたことから、円高への警戒感がやわらぎ、ドル買い・円売りの動きが強まった。その後、日銀の日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会で、米関税政策の経済への影響や物価上昇率などを見極め政策を判断する、と述べたことから追加利上げに慎重な姿勢を示したと受け止められた。昼頃にかけ142円50銭前後に軟化したが、午後3時にかけ再び142円80銭前後に値を戻した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1352ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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