アドテスト、SUMCOなど半導体セクターは買い優勢、収益環境の先行き懸念も空売り買い戻し◇
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アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>、TOWA<6315.T>など半導体製造装置関連や、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス<285A.T>、半導体シリコンウエハーを製造販売するSUMCO<3436.T>といった半導体セクターの銘柄が軒並み切り返す動きをみせている。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などが大幅安に売られるなど半導体株安が顕著で全体相場を押し下げたが、東京市場ではこれに先立って前日に関連銘柄への売りがかさんでいた。米政府の対中輸出規制強化や、直近発表されたオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>の1~3月期決算発表を受けて半導体業界の収益環境に先行き懸念が広がるなかも、目先は空売り筋の買い戻しでリバウンドに転じている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS