外為サマリー:143円50銭台に上伸、ゴトー日に伴うドル需要を意識
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15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円50銭前後と前日の午後5時時点に比べて45銭程度のドル高・円安となっている。 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円06銭前後と前週末に比べ50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。144円00銭台に強含む場面もあったが、米長期金利の低下が重荷となるかたちで一時142円70銭台まで軟化した。 ただ、前日の米主要株価指数が上昇したことから投資家心理は改善しており、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開となっている。日経平均株価が続伸していることからリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすいほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時50分ごろには143円58銭をつけた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1329ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円57銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS