11日の米株式市場の概況、NYダウ619ドル高 ボストン連銀総裁発言が買い戻し誘発

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 11日の米株式市場では、NYダウが前日比619.05ドル高の4万0212.71ドルと反発した。ボストン連銀のコリンズ総裁が、金融市場が混乱に陥った場合に米連邦準備制度理事会(FRB)は安定化を支援する準備があると発言したと伝わった。米トランプ政権の関税政策を受けて投資家心理は依然として下向いた状態にあるものの、買い戻しを誘う要因となった。

 JPモルガン・チェース<JPM>やビザ<V>が上伸し、ウォルマート<WMT>やハネウェル<HON>、メルク<MRK>がしっかり。ニューモント<NEM>が大幅高となった。一方、ウォルト・ディズニー<DIS>やインテル<INTC>が冴えない展開。ジョビー・アビエーション<JOBY>が値を下げた。
 
 ナスダック総合株価指数は337.145ポイント高の1万6724.456と反発した。アップル<AAPL>やエヌビディア<NVDA>が買われアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やアルファベット<GOOG>が堅調推移。リカージョン・ファーマシューティカルズ<RXRX>やセルタラ<CERT>が急伸した。一方、テスラ<TSLA>とメタ・プラットフォームズ<META>が小安く、テキサス・インスツルメンツ<TXN>は大幅安。ファイブ・ビロウ<FIVE>が売られ、アーキュティス・バイオセラピューティクス<ARQT>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

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