外為サマリー:143円60銭前後で推移、警戒感強く戻り限定的

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為替

 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円60銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円65銭程度のドル安・円高となっている。

 前日の米市場では米中貿易戦争の激化懸念からリスク回避の動きが再燃し、株安・債券安(金利上昇)・ドル安のトリプル安が進んだことが投資家心理を冷え込ませた。米資産からの逃避が意識されるなか、この日の東京市場でもドル売りが活発化。日経平均株価が急反落して始まるとドル円相場の下げに拍車がかかり、午前9時30分ごろには一時142円88銭まで下押した。その後はドル売りがいったん収束したものの、米国の高関税政策を巡る警戒感は強く戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1284ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0260ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円04銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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