外為サマリー:一時142円80銭台に軟化、投資家のリスク回避姿勢強まる
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11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円36銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円90銭程度のドル安・円高となっている。 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円45銭前後と前日に比べ3円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米中の貿易戦争激化が懸念されるかたちで、一時144円02銭まで軟化した。 トランプ米政権の関税政策を巡って投資家のリスク回避姿勢が再び強まっており、この日の東京市場もドルを売って低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となっている。日経平均株価が急反落して始まるとドル円相場は一段安となり、午前9時30分ごろには142円88銭まで下押した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1310ドル前後と前日に比べて0.0285ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円14銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS