本日注目すべき【好決算】銘柄 プログリット、トレファク、セブン&アイ (9日大引け後 発表分)

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 4月9日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 プログリット <9560> [東証G]  ★上期経常が52%増益で着地
 ◆25年8月期上期(24年9月-25年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比51.5%増の8億円に拡大して着地。英語学習への高い関心が続く中、主力の英語コーチングサービス、サブスクリプション型英語学習サービスともに高成長が継続し、37.3%の大幅増収を達成した。
  通期計画の10.7億円に対する進捗率は74.9%に達しており、業績上振れが期待される。

 トレファク <3093> [東証P]  ★今期経常は9%増で4期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は3円増配へ
 ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比20.4%増の40.8億円に伸びて着地。続く26年2月期の同利益は前期比8.8%増の44.4億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期に出店した24店舗が通期貢献するほか、アプリ会員の獲得などの継続的な取り組みによる買取・販売件数の増加を見込む。単体既存店売上高は外部環境の不透明な見通しを前提として前期比2%増に設定。新規出店は30~35店を計画する。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を34円→36円(前の期は28円)に増額し、今期も前期比3円増の39円に増配する方針とした。
  併せて、28年2月期に経常利益56.9億円を目指す中期経営計画を策定。

 セブン&アイ <3382> [東証P]  ★今期最終は47%増益・10円増配を計画、大規模な自社株買いも発表
 ◆25年2月期の連結最終利益は前の期比23.0%減の1730億円に落ち込んだものの、続く26年2月期は前期比47.3%増の2550億円に伸びる見通しとなった。今期は前期に実施したグループ構造改革の完了に伴い、大幅な増益を見込む。
  同時に、今期の年間配当は前期比10円増の50円に増配する方針とした。
  併せて、発行済み株式数の15.4%にあたる4憶株または6000億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 コメダ <3543> [東証P]  ★今期最終は16%増で2期ぶり最高益、6円増配へ
 ◆25年2月期の連結最終利益は前の期比2.6%減の58.1億円になったものの、続く26年2月期は前期比16.4%増の67.7億円と2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期に実施したメニュー価格と卸売価格の値上げ効果や出店拡大などが寄与し、2ケタ増収増益を見込む。
  併せて、今期の年間配当は前期比6円増の60円に増配する方針とした。

 i3 <4495> [東証G]  ★今期経常を6%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆25年6月期の連結経常利益を従来予想の7.8億円→8.3億円に6.1%上方修正。増益率が17.7%増→24.9%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。1月に完了したワンビの連結子会社化による影響などを織り込んだ。





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