三菱マなど非鉄株が売られる、世界景気懸念で銅先物安続き業種別下落率でトップ◇
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三菱マテリアル<5711.T>やDOWAホールディングス<5714.T>が売られている。トランプ米政権の相互関税が世界景気を後退させるとの警戒感が続くなか、世界経済の動向を診断する「ドクター・カッパー」の異名を持つ銅相場の下げが止まらない。8日のロンドン金属取引所(LME)で銅3カ月先物は8655ドル台まで水準を切り下げており、非鉄株の重荷となっている。東証の業種別指数の非鉄金属は下落率トップ。データセンター関連での需要拡大期待で買われていた電線株が引き続き大きく売られていることも非鉄金属株指数の下げに拍車を掛けている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS