株価指数先物【昼】 3万2000円近辺でのロング対応
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日経225先物は11時30分時点、前日比900円安の3万2200円(-2.71%)前後で推移。寄り付きは3万1900円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2245円)を下回る形から、売り先行で始まった。現物の寄り付き時に3万2330円まで下げ幅を縮めた後はショートの動きが強まり、中盤にかけて3万1730円まで売られる場面もあった。ただし、売り一巡後は再び下げ幅を縮めてきており、終盤にかけては3万2200円を挟んでの推移となった。 日経225先物は3万1730円まで売られたが、3万2000円を下回る局面においては押し目狙いのロングの動きもあり、若干ながら下げ幅を縮めてきた。ボリンジャーバンドの-2σ(3万2570円)に接近する流れとなればショートカバーが強まってくると考えられるが、東証プライムの9割近い銘柄が下落するなかでは、リバウンドは期待しづらいだろう。スキャルピング中心のトレードのなかにおいて、3万2000円に接近する局面での押し目狙いのロング対応になりそうだ。 NT倍率は先物中心限月で13.50倍に低下した。前日と変わらずの13.60倍で始まり、13.64倍に上昇する場面もあった。ただし、その後25日移動平均線(13.57倍)を割り込んでくると、NTショートに振れる形となっている。 株探ニュース