続落、米中貿易戦争は泥沼化=NY原油概況
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NY原油先物5月限(WTI)(終値) 1バレル=59.58(-1.12 -1.85%) ニューヨーク原油の期近は続落。米国が発表した相互関税をきっかけに米中貿易戦争が激化していることが重し。世界最大級の経済大国が衝突することによる景気悪化や需要下振れが想定されている。中国が米国の相互関税に報復措置を発表したことで、米国はこの報復措置が撤回されなければ50%の追加関税を課すと発表しており、対中関税は104%までまもなく引き上げられる見通し。米国が発表した50%の追加関税に対して、中国は断固として応戦する構え。 時間外取引で5月限はプラス圏で推移する場面はあったが、買い戻しは限定的。通常取引開始後は57.88ドルまで下落。帳入値発表後も売りが続いた。中心限月として、2021年4月以来の安値を更新している。 MINKABU PRESS