アスカネット、今期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 アスカネット <2438> [東証G] が4月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年4月期の連結最終損益を従来予想の3.2億円の黒字→2.6億円の赤字(前期は2.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.2億円の黒字→2.6億円の赤字(前年同期は1.4億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、フューネラル事業は順調に推移いたしましたが、フォトブック事業におきまして主力のウェディング市場の環境が想定以上に厳しかったこと、コンシューマ市場の回復がなかなか進まなかったことに加え、空中ディスプレイ事業におきまして、センサーの供給不安や案件の長期化などにより、海外代理店経由の売上が見込み通り計上されず、前回発表予想を下回ることとなりました。営業利益、経常利益につきましては、フューネラル事業は堅調だったものの、フォトブック事業において売上が想定を下回ったことによる稼働率の低下や材料費の増加などによりセグメント利益が計画を下回りました。それに加え、空中ディスプレイ事業において売上未達による粗利減少、また棚卸資産評価減を計上したことなどにより、前回発表予想を下回ることとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、営業利益、経常利益が想定を下回ることに加え、特別損失として減損損失及び投資有価証券評価損を計上することになったことから、前回発表予想を大きく下回る見込みとなりました。また、2025年4月期の配当予想につきましては、2024年6月10日に公表しました1株あたり7.00円から変更ありません。

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