マルマエは大幅3日続落、上期営業利益は大幅黒字転換も半導体関連の下落響く
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マルマエ<6264.T>が大幅安で3日続落している。前週末4日の取引終了後に発表した2月中間期単独決算は、売上高39億1100万円(前年同期比91.7%増)、営業利益9億5200万円(前年同期7800万円の赤字)、最終利益6億6400万円(同1億100万円の赤字)と大幅黒字転換したものの、地合い悪のなか特に半導体関連株の下落もあって、売りが優勢となっている。 半導体分野停滞の原因となっていた顧客の過剰在庫の解消傾向が出始めたことで、消耗品の受注が急回復したほか、新規顧客からの受注も順調に推移した。また、FPD分野では有機ELディスプレー向けが好調に推移。材料費や外注加工費なども増加したが、それらを吸収し大幅黒字転換した。 なお、25年8月期通期業績予想は、売上高76億円(前期比60.0%増)、営業利益16億円(同10.2倍)、最終利益10億6500万円(同56.1倍)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS