明日注目すべき【好決算】銘柄 メディ一光G、アダストリア、マルマエ (4日大引け後 発表分)
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4月4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 メディ一光G <3353> [東証S] ★今期経常は5%増で3期連続最高益、55円増配へ ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比3.7%増の18.1億円で着地。続く26年2月期も前期比4.6%増の19億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期までに実施した積極的なM&Aによるトップラインの引き上げや統合効果によって増収増益基調が続く。 併せて、今期の年間配当は前期比55円増の120円に大幅増配する方針とした。株主還元方針を変更し、28年2月期まで配当性向35%以上を目指す。配当利回りは5.66%に上昇。 そのほか、発行済み株式数の7.37%にあたる30万株の自社株を4月30日付で消却すると発表。 アダストリア <2685> [東証P] ★今期経常は19%増で2期ぶり最高益更新へ ◆25年2月期の連結経常利益は前の期比13.2%減の159億円に落ち込んだものの、続く26年2月期は前期比19.0%増の190億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は注力ブランドの出店継続などで増収を確保するほか、商品単価の見直しやアセアン生産の拡大、値引き抑制による採算改善を見込む。 併せて、30年2月期に売上高4000億円(25年2月期実績は2931億円)を目指す中期経営計画を発表。 マルマエ <6264> [東証P] ★上期経常が黒字浮上で着地 ◆25年8月期上期(24年9月-25年2月)の経常損益(非連結)は9.4億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上して着地。半導体分野で顧客の過剰在庫が解消に向かう中、消耗品の受注が急回復したうえ、新規顧客からの受注も順調に推移し、91.7%の大幅増収を達成したことが寄与。 カンセキ <9903> [東証S] ★前期最終を33%上方修正 ◆25年2月期の最終損益(非連結)を従来予想の3.9億円の黒字→5.1億円の黒字(前の期は52.1億円の赤字)に32.8%上方修正した。粗利益率の改善や経費削減に加え、投資有価証券売却益を計上したことが最終利益を押し上げた。 株探ニュース