話題株ピックアップ【昼刊】:セリア、オンワード、三井不
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■セリア <2782> 2,621円 +155 円 (+6.3%) 11:30現在 セリア<2782>が大幅続伸している。4日の外国為替市場で円相場が一時1ドル=145円台に上昇し円高ドル安基調が続いていることを受けて、円高でメリットを受ける企業の一角として買われているようだ。同社のほか、円高メリットの代表格とされるニトリホールディングス<9843>、神戸物産<3038>も大幅に続伸している。 ■オンワード <8016> 548円 +31 円 (+6.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 オンワードホールディングス<8016>が大幅高で5日ぶりに反発している。3日の取引終了後、26年2月期の連結業績予想を発表しており、売上高2300億円(前期比10.4%増)、営業利益115億円(同13.3%増)、純利益100億円(同17.4%増)を見込み、年間配当予想を前期比4円増の30円としたことが好感されている。「23区」をはじめとする主なブランド事業の成長を新規出店の拡大などで加速させるほか、昨年10月から連結対象となったウィゴー事業の通年寄与を見込む。新規出店やデジタル関連投資に伴う減価償却費の一時的な増加はあるものの、値引き販売の抑制や在庫管理の徹底などによる粗利率の改善を見込み、増益転換を目指す。25年2月期決算は、売上高2083億9300万円(前の期比9.9%増)、営業利益101億5300万円(同9.8%減)、純利益85億1600万円(同28.8%増)だった。ブランド事業は好調に推移したものの、コロナ禍からの回復期に増加した旧年品在庫高の調整を進めたことなどが響いた。なお、繰延税金資産の計上などで最終利益は増益で着地した。 ■三井不動産 <8801> 1,397円 +61.5 円 (+4.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位 三井不動産<8801>が急騰している。トランプ米政権の相互関税発表で世界的にリスク回避ムードが強まり、全体相場は調整を余儀なくされている。一方で、安全資産と位置付けられる債券への資金流入は内外金利の低下をもたらし、円高の進行を背景に日銀の追加利上げ観測は後退した。金利上昇による借り入れ負担の増加は不動産セクターには重荷となると一般的に解釈されているが、足もとでの金利低下を受け業績安定感のある大型不動産株に見直し買いが入ったようだ。1日に日銀が公表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業の不動産の業況判断DIがプラス59と高水準にあることも、事業環境の良好ぶりを投資家に印象付けており、物色意欲を高める方向に作用した。三菱地所<8802>と住友不動産<8830>も堅調に推移している。 ■キユーピー <2809> 2,958円 +118.5 円 (+4.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位 キユーピー<2809>は5日ぶり反発。3日取引終了後に24年12月~25年2月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比4.7%増の1200億4000万円、最終利益が2.1倍の127億7700万円だった。大幅増益となったことが好感されている。海外の持続的な成長に加え、タマゴの物量増加やカット野菜の販売増が業績を押し上げた。鶏卵や野菜相場の高騰などで営業利益は減益となったものの、最終利益段階では工場跡地売却に伴う特別利益が寄与した。なお、通期の増収と小幅営業増益、2ケタ最終増益見通しに変更はない。 ■オービック <4684> 4,519円 +171 円 (+3.9%) 11:30現在 オービック<4684>が続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「2025年3月期の連結営業利益は前の期比10%増の780億円強だったようだ」と報じられており、会社側の従来予想である780億円をやや上回るとの観測が好材料視されているようだ。記事によると、同社が強みとする大企業向けを中心に、業務効率化に向けた統合基幹業務システム(ERP)の需要が好調だったという。また、高水準の受注残を背景に26年3月期も増益となる公算が大きいとあることから、今月22日の決算発表への期待も高まっている。 ■KDDI <9433> 2,358円 +82.5 円 (+3.6%) 11:30現在 KDDI<9433>が5日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「シャープが堺市の液晶パネル工場の一部をKDDIに約100億円で売却することがわかった」と報じられたことが好材料視されている。記事によると、KDDIはAI向けデータセンターに転換する計画で、25年度中にも本格稼働を目指すという。報道を受けてシャープ<6753>では「当社が発表したものではない。保有する固定資産(土地・建物など)の一部譲渡に関してKDDIと協議を継続しているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表している。 ■JR東日本 <9020> 3,084円 +103 円 (+3.5%) 11:30現在 JR東日本<9020>が地合い悪に抗して続伸、上昇率も一時5.8%に達し3月18日の年初来高値を更新した。トランプ関税によるリスクオフ環境が世界的に広がっており、東京市場でも半導体をはじめ輸出セクターへの売りが噴出している。一方で、関税の影響を受けない内需株に資金シフトする動きが観測される状況にある。同社など鉄道株はその一角で、ディフェンシブ性を発揮し逆行高する銘柄が目立つ。インバウンド効果に加え運賃改定による収益押し上げも見込まれる点が強みだ。同社は26年3月の運賃改定を計画しており、来期業績への追い風が意識されている。 ■中外製薬 <4519> 6,766円 +138 円 (+2.1%) 11:30現在 中外製薬<4519>や第一三共<4568>が逆行高。塩野義製薬<4507>や小野薬品工業<4528>、住友ファーマ<4506>が上伸し、東証の業種別指数で医薬品は一時2%を超す上昇となった。2日に発表されたトランプ米政権の相互関税では、医薬品が対象から除外されることとなった。3日の米国市場ではリスク回避ムードが強まりながらも、ジョンソン・エンド・ジョンソンやアムジェン など医薬品株の一角に買いが入った。ディフェンシブ性を備え持つセクターとあって、東京市場では前日に続き、医薬品株に対し資金を振り向ける動きが続いている。 ■みずほFG <8411> 3,230円 -462 円 (-12.5%) 11:30現在 東証プライム 下落率5位 みずほフィナンシャルグループ<8411>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>の下落率が一時10%を超えるなど、メガバンクが連日の大幅安。そろって年初来安値を更新している。トランプ米政権の相互関税の発表を受けて米国の景気不安が強まるなか、安全資産とされる米国債に資金が流入し、米長期金利は急低下した。3日の米株式市場ではゴールドマン・サックス・グループ やシティグループ 、バンク・オブ・アメリカ など銀行株が軒並み大幅安となっている。国内では日銀の追加利上げ観測もしぼんだ状態となっており、日本の金融セクターにおいても投資マネーの流出が続いている。楽天銀行<5838>や住信SBIネット銀行<7163>などネット銀の下げもきつい。 ■フジクラ <5803> 4,321円 -571 円 (-11.7%) 11:30現在 東証プライム 下落率10位 フジクラ<5803>が急落し、年初来安値を連日で更新した。米ブルームバーグ通信が日本時間4日未明、マイクロソフト が世界各地でデータセンタープロジェクトから撤退しつつあると報じた。データセンター向けの光関連部品などの需要が拡大すると期待されていた電線株に対しては、売りを促す要因となったようだ。報道によるとマイクロソフトはインドネシアや英国、オーストラリアのほか、米国ではイリノイ州、ノースダコタ州、ウィスコンシン州でデータセンタープロジェクトの検討を停止したり、開発を延期したりしているという。古河電気工業<5801>や住友電気工業<5802>も大幅安。電線株以外では、データセンター向け部品を供給する湖北工業<6524>、精工技研<6834>も売りを浴びている。 ■アドバンテスト <6857> 5,628円 -524 円 (-8.5%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>がウリ気配スタートで大きく下値を探っている。前日の米国株市場ではトランプ米政権が打ち出す関税政策が世界経済に与える影響や、国内のスタグフレーション懸念からほぼ全面安商状に売られた。特に半導体関連への売りが激しく、エヌビディア が7.8%安に売られたほか、マイクロン・テクノロジー は16%を超える急落となっている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は10%近い記録的な下げとなっており、東京市場でもこの流れを引き継ぎ半導体セクターに向かい風が強い。アドテストは昨年9月中旬以来、約7カ月ぶりの6000円大台割れを余儀なくされている。 ■ソフトバンクグループ <9984> 6,700円 -472 円 (-6.6%) 11:30現在 ソフトバンクグループ<9984>が大幅に3日続落。株価は6700円台まで下落し、東京市場が暴落した昨年8月5日以来の水準まで値を下げている。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック指数が前の日に比べ約6%安の1万6550.605と急反落した。恐怖指数と呼ばれる「VIX指数」も30.02と4割近く上昇するなか、リスクオフ姿勢が強まり、米国のハイテク株との連動性が強いSBGは下値を探る動きとなっている。 ■チヨダ <8185> 1,009円 -68 円 (-6.3%) 11:30現在 チヨダ<8185>が大幅安で3日続落している。3日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.8%減と2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。月末の週の天候不順が影響し客数が同4.3%減となったことが響いた。商品別では、戦略的に低価格帯や機能性商品を多く取り揃えた子ども靴が伸長したほか、春商材の販売も伸びたものの、学販商品が全般的に苦戦した。 ■トヨタ自動車 <7203> 2,387円 -131.5 円 (-5.2%) 11:30現在 トヨタ自動車<7203>の下値を探る展開が続いている。トランプ米政権が打ち出す関税政策への警戒感が世界的に高まっている。前日は相互関税の詳細が発表され日本は24%の関税がかけられる見通しとなった。また、同日に25%の自動車関税が発動されており、国内自動車メーカーへの逆風が懸念される。足もと外国為替市場では一時1ドル=145円台前半まで円高が進行する場面があり、対ドル1円の変動で営業利益約500億円分の影響が試算されるトヨタにはネガティブ材料となっている。一方、PBR0.8倍台まで下値を売り込まれており、中期スタンスで押し目に買い向かう動きも観測される。 ■フジHD <4676> 2,862.5円 -137 円 (-4.6%) 11:30現在 フジ・メディア・ホールディングス<4676>は朝高後に値下がりし、8日ぶり反落。旧村上ファンド系のレノ(東京都渋谷区)が3日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、共同保有分を含むフジHD株の保有割合が5.19%と新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は3月27日。これを受けて思惑的な物色を集め高く始まったものの、買い一巡後はマイナス圏に沈んだ。株価が高値圏で推移するなか利益確定売りの動きが強まったようだ。 ■グッドコムアセット <3475> 933円 +150 円 (+19.2%) ストップ高 11:30現在 グッドコムアセット<3475>がストップ高の933円に買われている。3日の取引終了後、4月3日付で福岡証券取引所本則市場に重複上場したことを記念して、記念株主優待を実施すると発表したことが好感されている。25年5月末日及び10月末日時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数500~999株の株主に2万円分(年4万円分)の株主優待デジタルギフト、1000株以上を保有する株主に5万円分「前期年10万円分)の株主優待ギフトをそれぞれ贈呈する。 ●ストップ高銘柄 日本オーエー研究所 <5241> 1,311円 +300 円 (+29.7%) ストップ高 11:30現在 など、2銘柄 ●ストップ安銘柄 イオレ <2334> 980円 -300 円 (-23.4%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース