話題株ピックアップ【夕刊】(3):任天堂、INPEX、日本空港ビル

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■任天堂 <7974>  10,080円   -340 円 (-3.3%)  本日終値
 任天堂<7974>は一時的に1万円の大台を割り込んだ後、下げ渋る動きとなった。2日夜、新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」を6月5日に発売すると発表した。トランプ米政権による相互関税に関する発表で全体相場に調整圧力が掛かり、日本有数のキャッシュリッチ銘柄である同社株も売られる展開となっているが、スイッチ2の投入による業績へのプラス効果に対する期待自体は継続し、株価の下支え要因となっている。株価が75日移動平均線を割り込んだことで、チャート分析面での割安感も意識されたようだ。スイッチ2の日本語・国内専用型の価格は4万9980円。7.9インチの大画面のディスプレーを搭載するとともに、GPU(画像処理半導体)の性能が大きく向上。読み込みの高速化なども実現した。

■INPEX <1605>  1,979.5円   -52 円 (-2.6%)  本日終値
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。トランプ米大統領は日本時間3日早朝に「相互関税」を発表したが、その内容は想定より厳しいという見方が浮上し、世界景気減速懸念が台頭。原油に対する需要減も警戒されるなか、足もとの原油先物価格はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が一時1バレル=69ドル台に下落している。2日の同価格は71.71ドルで取引を終えていた。この原油先物価格の下落を受けINPEXなどは売り先行となった。

■日本空港ビルデング <9706>  4,051円   -82 円 (-2.0%)  本日終値
 日本空港ビルデング<9706>が反落し、年初来安値を更新した。読売新聞オンラインが3日、「羽田空港ターミナルビルを運営する『日本空港ビルデング』(東証プライム上場、東京)の子会社が、ビル内で営む事業を巡り、国税当局から業務実態がないと認定された東京都内のコンサルティング会社に対し、2020年までの約10年間で2億円近く利益供与していた疑いのあることがわかった」と報じた。報道内容を嫌気した売りが株価の重荷となったようだ。記事によると、コンサル会社は古賀誠・元自民党幹事長の長男が経営。国土交通省は空港ビル社側に調査と報告を求めているとしている。日本空港ビルは3日、コメントを開示した。報道された件について、すでに外部からの指摘を受け、社外取締役(独立役員)のみで構成される監査等委員会が主体となって事実関係の調査を実施している、としたうえで、調査完了後、結果について速やかに公表する予定だと表明した。

■ファーストリテイリング <9983>  45,300円   -800 円 (-1.7%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が反落。2日の取引終了後に発表した3月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比11.5%増と5カ月連続で前年実績を上回ったが、地合い悪のなか先物主導の裁定解消売りの直撃で指数寄与度の高い同社には売りが目立った。気温と打ち出しがマッチし、通年商品や春夏商品の販売が好調に推移した。客数が同9.6%増と大幅に増加したほか、客単価も同1.7%増と上昇した。

■NEWART <7638>  1,310円   +56 円 (+4.5%)  本日終値
 NEW ART HOLDINGS<7638>が5日ぶりに反発。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を100万株(発行済み株数の6.33%)、または15億円としており、取得期間は4月7日から来年3月31日まで。株主還元の充実を図ると同時に、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的かつ効果的な資本政策などを実現するためとしている。

■ナルミヤ <9275>  1,249円   +42 円 (+3.5%)  本日終値
 ナルミヤ・インターナショナル<9275>が続伸。2日の取引終了後に発表した3月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比3.9%増と4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。暖かい日が続いたことで、春物が好調に推移し、特に入園・入学式・卒業式に対応したオケージョン商品が売り上げを牽引した。なお、全店売上高は、ルミネ新宿で開催したメゾピアノ ジュニア25周年記念ポップアップ店舗の寄与もあり同13.7%増だった。

■QBNHD <6571>  1,047円   +21 円 (+2.1%)  本日終値
 キュービーネットホールディングス<6571>は朝安後にプラス圏に浮上した。同社は2日の取引終了後、3月の国内店舗売上高を発表。既存店売上高は前年同月比5.7%増と8カ月連続の前年同月比プラスとなり、これが好材料視された。2月から価格改定とツキイチ割引キャンペーンを全年齢層へ拡大した影響のほか、3月下旬に気温が高くなったことなどもプラスに働いた。なお、全店売上高は同6.9%増だった。

■エフ・コード <9211>  1,676円   +16 円 (+1.0%)  本日終値
 エフ・コード<9211>は4日ぶりに反発。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を16万株(発行済み株数の1.30%)、または4億円としており、取得期間は4月3日から5月30日まで。資本コストを意識した株主還元の実施や市場環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を重要視しており、市場環境及び財務状況などを総合的に勘案し自社株買いを実施するという。

■エービーシー・マート <2670>  2,798円   +4 円 (+0.1%)  本日終値
 2日に発表した「3月既存店売上高は前年同月比4.1%増」が買い材料。

●ストップ高銘柄
 日本オーエー研究所 <5241>  1,011円   +150 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし





株探ニュース

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