米外為市場サマリー:米スタグフレーション懸念強まり一時149円69銭まで軟化

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為替

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円84銭前後と前日と比べて1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円25銭前後と同90銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日に米商務省が発表した2月の個人消費支出(PCE)は、前月比0.4%増と1月の0.3%減(下方改定)からプラスに転じたものの市場予想を下回り、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前月比0.4%上昇と1月(0.3%上昇)から伸びが拡大した。また、ミシガン大学が発表した3月の消費者信頼感指数(確報値)は57.0と速報値(57.9)から下方修正された一方、1年先のインフレ率予想は5.0%(前月は4.3%)に上昇した。これらの指標を受けて景気停滞とインフレが同時に起こる「スタグフレーション」の懸念が強まり、リスク回避目的のドル売り・円買いが活発化。NYダウをはじめとした米主要株価指数が大幅安となり、米長期金利が低下するなか、ドル円相場は一時149円69銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0828ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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