鋳鉄管、今期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 日本鋳鉄管 <5612> [東証S] が3月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想のトントン→3億円の赤字(前期は4.7億円の黒字)に下方修正した。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.2億円の黒字→1.7億円の赤字(前年同期は3.4億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、水道事業体の管路全体の布設延長工事が想定以上に減少しており、それに伴い鋳鉄管需要量が想定を超えて下回っている事、また販売価格の改善を織り込んでいたものの、価格競争激化の影響を受け、前回予想比8億円減少の162億円と見込んでおります。 経常利益につきましては、売上高の減少及び材料の仕入価格の上昇等に伴い、前回予想比3億円減少の2億円を見込んでおります。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益の減少等に伴い、前回予想比3億円減少の△3億円を見込んでおります。 なお、期末配当金の予想につきましては、今後の中長期的な事業展開・業績見込みを勘案し、25年1月31日に公表した1株当たり25円から変更はありません。 株主及びステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。※上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

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