オークワ、前期最終を一転赤字に下方修正
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オークワ <8217> [東証P] が3月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年2月期の連結最終損益を従来予想の5.5億円の黒字→23.8億円の赤字(前の期は10億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.6億円の黒字→24.6億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 連結及び単体の業績予想修正の要因については、単体におけるスーパーマーケット事業における以下の原因によるものです。当社は、第2四半期(中間期)において、通期の見直しを行った上で、2027年2月期を最終年度とする中期経営計画に基づき、「業態の再構築」、「生産性の向上」、「オークワブランドの商品開発拡大」、「マーケティング戦略の構築」、「業務革新によるコスト削減の具現化」、「人的資本価値の最大化」、「サステナビリティ経営の深耕」等への取組を継続してまいりました。上記の取組を行うことで、来店客数の増加を柱とした収益力の向上を目指しましたが、各施策の浸透が想定以上に時間を要していることに加え、消費者の購買行動の変化に適切に対応できなかったことも重なり、来店客数は当初の想定を下回ったことで、売上高は不振となりました。また、利益率についても、中間期以降は改善傾向にあるものの、通期計画には届かず経常利益目標の未達成要因となりました。以上のことから、業績は前回発表を下回る見込みです。当期純利益につきましても、上記要因に加え、営業店舗の減損損失計上額が想定以上となったことにより、予想数値を下回る見込みとなりました。なお、減損損失計上額の詳細につきましては、本日(2025年3月25日)発表の「減損損失(特別損失)の計上に関するお知らせ」をご参照ください。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。 以上