外為サマリー:150円90銭台に上昇、「相互関税」巡る警戒感が後退

投稿:

為替

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円93銭前後と前日午後5時時点に比べ1円30銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=163円01銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時頃は150円70銭台で推移していたが、午前9時過ぎには150円90銭台に値を上げた。トランプ米政権が4月2日に予定している「相互関税」は対象国や品目が絞り込まれる可能性があると伝わるなか、リスク回避姿勢が後退しドル買い・円売りが強まった。前日発表された米3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったこともドル高要因となった。きょうは「ゴトー日(5のつく日と10のつく日)」で実需のドル買い需要も強まった様子だ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0800ドル前後と同0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。