米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け150円70銭台に上伸

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為替

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円70銭前後と前週末と比べて1円40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円78銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安だった。

 この日に米S&Pグローバルが発表した3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合が53.5と前月から1.9ポイント上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。これを受けて、企業心理が改善したことを手掛かりとしたドル買い・円売りが流入。米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時150円76銭まで上伸した。その後は上値追いの動きが一服したものの、トランプ米大統領が記者会見で多くの国を関税免除の対象とする可能性があるとの考えを示し、米政権が4月2日に発動を予定している相互関税に対する過度な懸念が和らいだことが支えとなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0801ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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