続伸、米国がベネズエラ産原油の購入国に関税付加へ=NY原油概況
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NY原油先物5月限(WTI)(終値) 1バレル=69.11(+0.83 +1.22%) ニューヨーク原油の期近は続伸。トランプ米大統領がベネズエラ産の原油やガスを購入する国について、米国とのすべての取引について25%の関税を付加すると発表したことが買い手がかり。この関税は4月2日に発行する。2020年以降、ベネズエラの原油生産量は回復傾向にあり、今年に入って日量100万バレルの節目に到達している。4月2日に発動する米国の相互関税について、すべての国が対象ではなく、的を絞った措置になると伝わったことも買い手がかり。関税戦争の激化による世界的な景気悪化懸念がやや後退した。 時間外取引で5月限は売り買いが交錯するなか、通常取引開始前に強含む場面はあったが、上値は重かった。ただ、通常取引が始まると買い戻しが強まり、69.33ドルまで上げた。 MINKABU PRESS