一工薬、今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

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決算

 第一工業製薬 <4461> [東証P] が3月24日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円→53億円(前期は20.6億円)に6.0%上方修正し、増益率が2.4倍→2.6倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.2億円→27.2億円(前年同期は24.3億円)に12.4%増額し、一転して11.6%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の90円→100円(前期は65円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期の業績予想につきましては、ハイエンドサーバ向け光硬化樹脂材料を中心に高付加価値品の売上が好調に推移していることから、営業利益および経常利益で前回発表値を上回る見込みとなりました。

 配当については、将来の事業展開に必要な内部留保との整合を図りつつ、株主のみなさまへの長期的かつ安定的な配当を維持することを基本方針としています。通期連結の業績は前回の発表値を上回り、営業利益および経常利益が過去最高益を更新する見込みです。また、2025年4月からスタートする新中期経営計画「SMART 2030」では、「電子・情報」、「環境・エネルギー」、「ライフ・ウェルネス」、「コア・マテリアル」の分野で事業収益を拡大し、配当性向 40%以上を目標としています。これに基づき、新中期経営計画に弾みをつけるべく、2025年3月期の期末に記念配当として1株当たり10円とする予定です。これにより2025年3月期の年間配当金は、中間配当45円(内、10円は記念配当)と合わせて、1株当たり100円(内、20円は記念配当)となる見込みです。※業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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