外為サマリー:米関税巡る懸念後退で149円70銭台に上伸

投稿:

為替

 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円74銭前後と前週末の午後5時時点に比べて40銭強のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円32銭前後と前日に比べ55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ドル売り・円買いが先行したものの、トランプ米大統領が相互関税について「柔軟に対応する」と述べたことをきっかけに切り返した。

 前週末21日に米長期金利が上昇したことなどを背景に、この日の東京市場はドル買い・円売りが優勢となっている。また、米ブルームバーグ通信が23日に相互関税について「広範な本格的グローバル関税ではなく、焦点を絞ったものになる見通し」と報じ、米関税を巡る懸念が後退していることもあり、午前9時50分すぎには149円78銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0837ドル前後と前週末に比べて0.0001ドルのユーロ安・ドル高とほぼ横ばい。対円では1ユーロ=162円28銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。